ペッグ制通貨の原理やFXでの取り扱いとは?
ドルペッグとは、自国の貨幣相場を米ドルと連動させる制度のことです。
ペッグ制とは、経済基盤が弱かったり、不安定だったりする国が、自国の通貨レートを経済に関係の深い大国の通貨と連動させる制度のことです。
その中でも多くの国が、米ドルと連動させるドルペッグ制をとっています。
経済基盤の弱い国は、その不安定さ故に、自国の貨幣相場が不安定になってしまいます。
こうなると変動相場制の場合、常に揺れ動いてしまい安定性がなくなってしまいます。
こうなると自国への海外投資や、安定した経済運営を阻害することになってしまい、取引を行う国に対しても、他国通貨による大きな不安定リスクを抱えてさせてしまうことになります。
米ドルは基軸通貨ということで、とても安定した通貨です。
この米ドルと自国通貨を連動させれば、自動的に自国通貨の安定にもつながり、不安定な自国通貨変動リスクを防ぐことができます。
しかしドルペッグには、デメリットといえる部分もあります。
通貨変動を米ドルに頼ってしまうことから、自国の通貨政策による裁量の余地がとぼしくなってしまいます。
さらに米ドル高が進行してしまった場合、そのまま自国通貨と経済運営に多大な影響をおよぼしてしまう可能性があるのです。
ドルペッグは、自国の通貨のレートをドルに任せることができますが、ドルの動きに大きな影響を受けてしまいます。
しかしドルペッグから抜け出そうと思っても、それには変動相場制に耐えきる経済基盤が必要になることから、なかなか抜け出せないという場合がほとんどなのです。